2024年4月より中野医師の診察が月曜日のみとなりました。患者様にはご不便をおかけしますが、ご確認よろしくお願いいたします。

当院について

当院の理念

当院はおかげさまで開院31を迎えました。

当院では開院以来、脳外科の専門診療に力を入れ、脳卒中のリスクを高める生活習慣病の予防・治療を重視してきました。

最近になり、漢方医学にも注目し、東洋医学と西洋医学を融合した医療を実践することをめざしています。

当院には最新の全身CT検査機器がありますが、頭部MRIは設備しておりません。そのギャップは経験と、ていねいな診察で補いたいと思っています。

西洋医学の視点では、血管・血流は重要な要素です。事実、脳神経外科や心臓血管外科の進歩は人類に大いなる恩恵をもたらしています。

それに対し、東洋医学は「体は水でできている」との視点から、体内を流れる水分も重視します。体の中を流れる血液だけでなく、水も重要と考え、前者を営気、後者を衛気と呼びます。

つまり、血液と水に含まれる”氣”が体中を流れているという「氣・血・水」の観念があります。

体を氣・血・水がバランスよく流れている状態が健康と考えます。

血流が詰まったり、出血する病気(脳卒中、心筋梗塞など)の治療は西洋医学が圧倒的に進歩しています。

しかし、西洋医学の検査で異常が見つからないのに体調がすぐれない場合や、元気がない、痛みがある場合など、東洋医学が効果を発揮することがあります。

東洋医学の重要な考え方として「不通則痛 通則不痛」があります。氣・血・水が体中を滞りなく流れていれば痛みはなく、流れが滞ると痛みが発生するという概念です。

つまり、氣・血・水の流れを良くすれば、痛みも解消するという考え方です。

当院では、脳卒中の予防と早期発見だけでなく、東洋医学の知識を活用した頭痛や坐骨神経痛などの痛みの漢方治療も行っています。

私たちは氣・血・水のバランスを改善して、一人ひとりの患者様の健康と長寿を支えることを目指しています。

院長 中島 啓次(なかじま けいじ)

経歴
  • 順天堂大学医学部卒業 順天堂大学・石井脳神経外科入局
  • 米国ECFMG certificate取得
  • 順天堂大学附属順天堂医院・脳神経外科助手
  • 日本脳神経外科専門医(第1077)
  • 順天堂大学より医学博士を授与
  • 米国ベイラー医科大学・機能回復神経学にてVisiting Assistant Professor
  • 米国テキサス大学サンアントニオ校・脳神経外科にてClinical Fellow
  • 順天堂大学附属静岡病院・脳神経外科講師
  • 1992年11月 中島クリニック開院
専門医
  • 医学博士
  • 日本脳神経外科学会認定専門医
  • 認知症かかりつけ医
  • 静岡県難病指定医
所属学会
  • 日本脳神経外科学会
  • 日本東洋医学会
  • 日本脳神経外科東洋医学会